2024年、「OKINAシルクロード プロジェクト」は空海を想いながら中国を西へと旅してまいります。
6月3日よりその足跡を辿って蘇州から西安へ向かい、青龍寺で奉納させていただく予定です。
(蘇州からのロングver.は6/3~6/10、西安からのショートver.は6/7~6/10の旅程です)
旅にご興味のある方は是非ミホプロジェクトまでお問い合わせください。
また旅の前に、本プロジェクトに関連する勉強会を開催する運びとなりました。
5月23日(木)には以前にも講師にお招きした株式会社みんなの奥永源寺代表・前川真司氏を迎え、プチ改修したstudio yu-an(ミホプロジェクト内)にて、「シルクロードの文化線・北緯35度」についてお話しいただきます。
5月25日(土)には龍谷ミュージアムにて開催中の特別展「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰ーガンダーラから日本へー」に伴い、同ミュージアムの学芸員(龍谷大学准教授)の岩井俊平氏に講演いただきます。
こちらは龍谷ミュージアムにて開催し、展覧会と一緒にお楽しみいただけます。
両日はもちろん、1日のみのご参加も可能です。
予約制・定員がございますので、参加ご希望の方はミホプロジェクトまでご連絡ください。
===========================
vol.31:「シルクロードの文化線・北緯35度」
===========================
会場 :studio yu-an (ミホプロジェクト内)
日時 :5月23日(木)19:30〜21:00
参加費:3500円 (飲み物+お菓子)
※ 15名様限定
講師 :前川 真司 氏 (株式会社みんなの奥永源寺 代表取締役)
兵庫県宝塚市出身。中学時代の高知県大川村への山村留学をキッカケに農山村に興味を持つ。農山村に恩返しができる人間になりたいと、農業高校・東京農業大学・UCLA留学と修める。留学帰国後、滋賀県立八日市南高校の農業科の教員として赴任し、万葉の植物「紫草」に出逢う。そこから、滋賀県に宿る「渡来文化」の奥深さに触れ、地域おこし協力隊として「奥永源寺」に移住。琵琶湖の源流にて「株式会社みんなの奥永源寺」を設立、東近江地域の「地域活性化事業」に挑戦している。
=============================
vol.32 :「ガンダーラから日本へ ーシルクロードを歩くー」
=============================
会場 :龍谷ミュージアム
日時 :5月25日(土)
10:00〜11:30 岩井先生講演会 於・101講義室(龍谷ミュージアム内)
11:30〜特別展「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰」鑑賞
12:30〜昼食会(希望者のみ) 於・未定
参加費:2500円(展示会チケット付き・昼食会費は別途)
※ 20名様限定
講師 :岩井 俊平 氏 (龍谷大学 龍谷ミュージアム 准教授(学芸員))
京都大学大学院文学研究科 博士後期課程単位取得満期退学。東京文化財研究所文化遺産国際協力センター 特別研究員を経て、2007年より龍谷大学で仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」の立ち上げに参画し、現在は同ミュージアム准教授・学芸員を務める。専門は中央アジア考古学。クシャーン朝期頃からイスラーム化直前まで(1世紀ー8世紀頃)の中央アジア史に、 考古学的手法からアプローチする研究を展開。これまでキルギス共和国のアク・べシム遺跡のほか、ウズベキスタンのダルヴェルジン・テパ遺跡、タジキスタンのアジナ・テパ仏教寺院址、アフガニスタンのバーミヤーン遺跡等で発掘及び保存事業に参加している。