新作ひとり芝居「青い比丘尼の物語」開催のお知らせ

ミホプロジェクトはロサンゼルスで初演された「和紙物語」の共同制作をしております。
2013年2月にはイスラエル、また同年夏頃にはアジアツアーを予定致しております。
そして5月2日(水)には、その「和紙物語」に出演をしております桜井真樹子によるひとり芝居をyu-anにて開催致します。
お誘い合わせの上、お越し下さいますようお待ち申し上げております。

ミホプロジェクト
武智美保

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新作節談「青い比丘尼の物語」

今回の演目は大阪・平野の長寶寺(ちょうほうじ)に伝わる「尼僧の甦り伝説」から創作した新作となっております。
仏教の声楽「声明(しょうみょう)」、修道院のミサで修道士たちが歌うグレゴリオ・チャントのように、
密教の法要で僧侶たちのが歌う歌と語りの織りなすひとり芝居をご覧頂きます。


日時:5月2日(水)
時間:開場18:30、開演19:00(20:00終演予定) 
参加費:2,000円(1drink付)
出演:桜井真樹子
舞台美術:村田篤美
舞台美術協力:田村正

【桜井真樹子 プロフィール】
作曲家・ヴォーカリスト(天台声明)・パフォーマー(白拍子)
天台宗大原流声明を中山玄晋に師事。龍笛を芝祐靖に師事。1988年東京音楽大学専攻科作曲修了と同時にイスラエルに行き、ユダヤ教の音楽を研究。
1994年ACC(アジア文化交流基金)、2000年ヘレン・ウォーリッツアー財団の奨学金を得て渡米、ナバホ、ホピ、タオス・プエブロの音楽を研究。
2009年イスラエル政府の奨学金を得て、再びイスラエルに行き、イエメン系ユダヤ人の歌謡「ディワン」をギーラ・ベシャリに師事。
2011年 「和紙物語」(伊部京子:美術、エリス・トロン:原作・脚本・演出)に出演。クラナート・センター(シカゴ)、LACMA(ロサンジェルス)
平安時代の女性歌謡と舞踊の復曲と創作活動、「水猿曲(みずのえんきょく)」「蓬莱山」「しずやしず」「鬢多々良」「丹生の翁」などを発表。
創作能の原作・脚本「かぐや姫」(2006)「マンハッタン翁」(2007~2012)「水軍女王」(2009)「刀塚」(2010)。
こけし浄瑠璃「はなこのおむこさん」(2011)、影絵芝居「水の女神」(2006)、語り物「足の凍ったおじいさん」(2006)の原作・脚本を手がける。

sakurai

【村田篤美 プロフィール】
書家・「墨の造形」作家
グラフィックデザイナーを経て、書家、墨の造形家として活動する。日本の伝統的な「かな文字」の美しさを追求する一方、「墨」の描き出す「もんよう」の魅力に惹かれ、
陶磁器、布とのコラボレーション作品展を多数開催。現在、日本書道院一般部審査員、全日本書道協会理事、毎日書道会会員。


murata